■ 特養と老健の違い
違いを述べる前に、まずは老健とは何かを解説します。老健とは「介護老人保健施設」の略称のことです。
治療や入院の必要が無く、マヒやけがの症状が安定した高齢者を原則3ヶ月を限度に受け入れ、自宅での生活を可能にするためのリハビリテーションを行う施設です。
特別養護老人ホームとの大きな違いは、帰宅を目標にしているという点です。
以下に主な違いを比較します。
| 特 養 | 老 健 | |
|---|---|---|
| (介護保険上の) 正式名称 |
介護老人福祉施設 | 介護老人保健施設 |
| サービスの種類 | (長期間)入所者に対して以下の日常生活上必要なサービスを提供する。 入所期間に制限は無い。 ①入浴、排泄、食事等の介護 ②機能訓練 ③健康の管理 ④療養上の世話 |
入所期間は原則3ヶ月まで ①施設入所サービス(ロングステイ) ②短期入所療養介護(ショートステイ) ③通所リハビリテーション(デイ・ケア) |
| ポイント | 生活の場であり、人生の終焉の場 | 帰宅を可能にするためのリハビリテーションの場 |
| 現 状 | 要介護度の高い人から入ることが多く順番待ちしていても要介護度が低いとなかなか入れない | 現状では病院と在宅ではなく、病院と介護施設、病院の中間施設となっている場合や、例外規定もあり、特養と同じような感じになってしまっている施設もある |

